次亜塩素酸発生装置とは

次亜塩素酸発生装置は、次亜塩素酸水を空気中に噴霧することで空気中の「脱臭」「滅菌」を目的とした装置です。
動物や人体から発する臭いには驚く効果があり、介護施設、ペット関連施設などで広く普及が進んでいます。

<次亜塩素酸発生装置の仕組みと特徴>

次亜塩素酸発生装置は液剤の次亜塩素酸水をミスト状に噴霧し、それが空気中に浮遊するウィルスや匂いの原因菌と結合し酸化(分解)する仕組みです。
空気中を浮遊しながら室内の空間はもちろんソファーやカーペットの繊維の隙間にも入り込み、また壁や天井、ドアノブなど空気に触れる室内すべての付着菌にも効果を発揮します

<次亜塩素酸発生装置の弱点>

次亜塩素酸発生装置の弱点が2つあります
① 次亜塩素酸が分解できない匂いや菌があること
② 不快な塩素臭が発生すること

<次亜塩素酸に効果が期待できない匂いや菌>

「私たちの生活空間には、次亜塩素酸とと結合しても酸化分解されない菌や匂いがあります。例えば、タバコ臭、カビ菌、シックハウス、花粉、PM2.5などです
これらは次亜塩素酸の酸化分解効果が及ばない成分であること、または、粒子が大きく分解できないことなどがその理由です。
タバコ臭については煙が装置に不具合を起こす可能性があるとして喫煙ルームに設置しないようにとわざわざ注意を喚起する装置メーカーもあります。

<次亜塩素酸は塩素臭を発生させる>

次亜塩素酸は臭い菌、ウィルス菌を分解する際に塩素臭を放出します。
これは次亜塩素酸の特性ですので避けることのできない現象なのです
家庭用、あるいは業務用の装置でも人体への影響を考慮し希釈した液剤を使用しますので、気になる人には不快に感じるかもしれませんが強い匂いではありません。

「次亜塩素酸」とシーロマの違い

<次亜塩素酸発生装置とシーロマディフューザーの類似点>
次亜塩素酸発生装置は次亜塩素酸水を噴霧するのに対してシーロマのディフューザーは、は「シーロマ」と呼ばれる液剤を噴霧します。
噴霧の仕方は異なりますが、成分を空中に噴霧し漂わせることで空気中の消臭・抗菌するその仕組みは同じなので、ソファーやカーペットの繊維の隙間にも入り込み、また壁や天井、ドアノブなど空気に触れる室内すべての付着菌にも効果な点などもそっくりです

<次亜塩素酸発生装置とシーロマディフューザーの異なる点>

「シーロマ」が次亜塩素酸水と異なる点は
①ペット臭や介護集のみならずタバコ臭、カビ菌、シックハウス、花粉、PM2.5にも効果
②不快な匂いではなく心地よい香り漂わせることです。

「シーロマ」の消臭・除菌のメカニズム
次亜塩素酸が空気中の空気中の匂い原因菌やウィルスに結合し、酸化分解する仕組みに対し、シーロマ主成分のフィトンチッドは空気中の菌を捉え包み込むことで匂いの拡散を抑え、そしてその成分が菌に作用し働きを殺し無臭、無害化します。
フィトンチッドは、アルカロイド、配糖体、有機酸、タンニン酸やその他多く物質から成る複合物質ですから、タバコ臭、シックハウス、カビ菌、花粉、PM2.5など様々な種類の匂いや菌、化学物質に効果を発揮するとができるのです。

「シーロマ」は不快な匂いを発生させません。
シーロマの主成分「フィトンチッド」は、樹木が自らを守るために放出する抗菌力の高い成分です。森の中では動物昆虫の死骸や糞尿、そして落ち葉などの腐敗で悪臭が充満していてもおかしくないと思いますがむしろ良い香りに包まれていますがこれこそがフィトンチッド威力なのです

シーロマの主成分「フィトンチッド」の秘密

フィトンチッドには、消臭・抗菌作用の他にも心身にうれしい効果をもたらします
・大脳皮質を活性化するため、身体の調整力が高まるといわれています
・自律神経の安定に良い効果をもたらすといわれています
・肝機能の向上に良い効果をもたらすといわれています
・抗アレルギー作用があり、アレルギー性疾患の予防・回復に効果があるといわれています